私は、夫婦関係に悩める方のお話しをお聴きしていますが、
当事務所に来られるほとんどの方が
「配偶者とは、性格が合わない」とおっしゃいます。
本来「性格が合う」と思ったから、結婚したはずなんですけどね。
残念ながら、「性格が合う人」は、
この世に存在しないといっていいかもしれません。
自分という人間が、この世に一人しかいないように、
性格は人の数だけあるからです。
結婚する前は、自分のいい面だけを見せておいて、
結婚してから、本性を見せる。
これを、お互いやっているだけです。
本性を見せても大丈夫な間柄。これが、夫婦です。
とっても、素晴らしいじゃないですか!
それなのに、
「私に合う人が、この世のどこかにいるんじゃないか」と
考えてしまう?!
それは、多くの場合 錯覚です!
配偶者のイヤな面を言い出したら、キリがない。
でも、自分も同じ数だけのイヤな面があることをお忘れなく(笑)。
逆に、配偶者のいい面も、たくさんあるはずなのです。
よろしければ、書き出してみてください。
そして、今まで配偶者にしてもらって嬉しかったことも。
20個ずつ!
40個を書き終えたとき、
「この人、いい人だったんだ」と思い返せますから。
自分のができたら、
配偶者に自分のことを書いてもらうとイイですね。
配偶者のいい面に目を向けられるようになったら、
イヤな部分は見えなく(見えにくく)なります。
それは、自分にとっても 配偶者にとっても
いいことなんですね。
自分が幸せになり、配偶者も幸せにする!
こんなご夫婦が増えていくよう、
日々、地道に活動しております!