大阪府高槻市での夫婦関係修復・円満カウンセリングで、離婚危機、妻の・夫の浮気(不倫)問題、セックスレスから再構築のサポートを提供する木下雅子行政書士事務所

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妻が浮気!? 男と女の浮気は違うの?!

カテゴリ : 家庭生活(浮気) (100)
前回、当事務所にご相談に来られるのは、
「ご主人に浮気された奥さんが多い」と書きました。

逆に、
「奥さんに浮気された男性からのご相談」も
もちろん あります。

この場合も、私の対応は基本的に同じで、
「あなたは、この先 どうしたいのですか?」とお聞きします。

「男の浮気と、女の浮気は違うだろ!」という
怒りに震えたご相談もありますが、
男性目線だと、そうなるのでしょうね。

その根底には
「妻は、夫に従い 尽くすもの」
「妻は、自分だけを愛し続けてくれるはずだ」
という気持ちがあるのでしょう。

その男性のお話しを、よくよくお聞きしてみたら、
「奥さん、かわいそうだな……。
浮気をしてしまった気持ち、わからないではないな……」と
同じ女性として、同調してしまうことがあります
(もちろん、目の前におられる
ご相談に来られた男性には言いませんけど)。

男性も女性も、結婚したからといって、
別世界の人間になってしまうわけではありません。



結婚してから、
配偶者より魅力的な異性に出会うこともあるでしょう
(だからと言って、浮気をしてもいいわけではありませんが)。

浮気をされる人(男性も女性も)に共通しているのは、
「結婚した以上、私以外の人に目を移すことは許さない!」

つまり「配偶者は、私のモノ!」という
所有権を持ったような気持ちになっていることです。

結婚する前は、相手に愛されるよう気を配っていたのに、
結婚した途端、力を抜いてしまう。

「恋人」という立場は不安定ですが、
「配偶者」の立場は安定していますから、
夫や妻であることに、あぐらをかいてしまうんですね。

私も人のことは言えませんから、
クライアントさんにお話ししながら、
自分のことを常に振り返っています。


もしかしたら「配偶者に浮気された!」ときが、
さらに夫婦関係の絆を強くするチャンスかもしれません。

「浮気」が問題なのではありません。

それを、どうとらえるかが問題なのです。

目先や表面的なことだけではなく、
長期的に「自分は、どうしたいのか?」と
ご自分の心の声に耳を傾けてくださいね。


2015-06-13 09:00:00

浮気するのは、男が多いの?!

カテゴリ : カウンセリングについて(104)
当事務所に来られるのは、
「ご主人に浮気をされた奥さん」が多いです。

「ホントに男って、しょうがない!
浮気するのは女よりも、男が圧倒的に多いですよね!」
というご意見を時々いただきます。

ん? 女よりも、男の方が浮気している人数が多い?!

それは、美しき誤解?ですね。

男が浮気をしているということは、
その相手は女なわけです。

なので理論上、男も女も浮気をしている数は、同じはずです
(風俗があるにしても)。


「私、独身だから浮気なんか関係ないわ~」と思っているとしたら大間違い!

独身者であっても、異性の既婚者と関係を持てば、
立派な?浮気です。

その方の配偶者から、警告の内容証明が届いたり、
慰謝料を請求されることがあるかもしれません。


当事務所に来られる「ご主人に浮気をされた奥さん」には、
その相手方に、内容証明を出したり、
慰謝料を請求できる権利があります。

私は行政書士ですので、
内容証明や慰謝料請求の文面を考えることができます。

が、私は それを業務としていません。

ちなみに、
「内容証明や慰謝料請求の文面を考えてほしい」と思う方は、
それを業務としている行政書士がいますので、
そちらにご依頼いただければと思います。

なぜ、私は 目の前に来られた方の怒りを、
ご主人の浮気相手の女性に向けないのか?

それは、当事務所に来られた方が、
「この先、どうしたいのか」という思いに主眼を置くからです。

「できるだけ多く慰謝料をとって、
自分にいい条件で離婚したい」とおっしゃる方は、
離婚専門の事務所に行かれるのがいいと思います。



が、もし
「浮気は許せないけれど、子どもも小さいし、
結婚生活を続ける方を選ぶ」とおっしゃるなら、
当事務所に来て、ご自分の心のモヤモヤを
吐き出してください。

あなたの心の中は、
怒り、滞り、やるせなさ、情けなさ等、
マイナスの感情が渦巻いていることでしょう。

それを、ご主人に直接ぶつけては、
感情的になってしまい、ドロ沼に入り込むだけです。

この状態になってから当事務所を訪れ、
無事 修復に向かわれた方もいらっしゃいます。

目の前の出来事や感情に振り回されることなく、
本質的、客観的、長期的な目で、
これからどうすることが、自分とお子さんにとっていいことなのか、
冷静に判断してくださいね。

人は、いつからでも どこからでも 良くなれる!


2015-06-11 09:34:57

夫婦問題の根底にある思いは?!

カテゴリ : カウンセリングについて(104)
「痩せる!」と決意してダイエットを始めてみたものの、
思ったように体重が減っていかなくて、そのうち挫折、
という経験はありませんか?

おそらく、ありますよね(笑)?!

ダイエットは、自分一人だけのこととはいえ、
自分の意思だけではどうにもならない
「体重」という相手があるのです。

これが、かなりの曲者?!

どんなに頑張って運動をしたとしても、
食べるのを我慢したとしても、
体重計ではじき出される「数字」は、
一切妥協のない、現実そのものです。

受け入れるしかありません。

ダイエットは、自分一人の問題なのですから、
自分だけが頑張れば、100パーセント成功するはずなのです。

なのに、ダイエットに成功するのは、
世の中全体からすれば、ほんの一握りの人なのではないでしょうか。

自分一人の問題であるダイエットですら、こうなのです。

自分一人の問題ではない(と思われる)夫婦関係のことだったらどうでしょう?!

私が普段聴いている夫婦間の問題では、
言い訳?のオンパレードです。

「私が、夫婦関係を良くしようと思っても、
夫は仕事ばかりで、私に無関心!」とか、
「たとえ僕が変わったところで、妻が変わるわけがない」とか。

その根底には、
「私にも問題はあるかもしれないけど、
向こう(配偶者)にだって問題はあるのだから、
私一人が頑張ったって、どうしようもない!」という
自分は動かずに、相手を動かそうという思いが見えます。

つまり、
「相手(配偶者)が、夫婦関係を良くしようと思うのなら、
私も頑張ってみてもいいけど……」。

男性も女性も、
「夫婦関係が良くないのは、自分のせいだけじゃない」と
言いたいわけです。

何も、あなたが悪いと言っているのではありません。

当事務所に来ることができたのは、素晴らしいことなのですから!

まず、あなたの思いを吐き出してくださいね。



心の重しを吐き出し終えたときに、見えてくるものがあります。

そこから、すべてが始まります!

幸せなご夫婦が、この世に増えますように!



2015-06-09 09:00:00

一人暮らしと平凡な結婚生活、どっちがいい?!

カテゴリ : 家庭生活(気配り) (78)
私は、この年齢になっても「一人暮らし」の経験がないのですが、
かつて「一人暮らし」を経験した人って、
どれくらいいるんでしょうか?

一人暮らしを始めるのって、
高校を卒業して、自宅から通えない大学に進学した18歳、とか
就職を機にってことが多いのでしょうね。



私も、私の妹も
一人暮らしを経験せずに、結婚しましたし、
我が息子たちも、家から通える場所に
就職・進学しておりますから、
身近に一人暮らしをしている人がいないんです。

一人暮らしをしている独身の同業者に聞きますと、
40歳代以上になっても結婚していないのは、
不自由がないからのようですね。

一方、中小企業の経営者で独身の方は
結婚経験者が多いように見受けられます
(あくまで、私の周囲の話しです)。

中小企業の経営者の奥さんは、
サラリーマンの奥さんと違う苦労があるのでしょうね。

奥さんや子どもより、社員やお客様を大事にしてしまう?

そりゃ、お客様は大事ですし、
社員さんにも、お給料を払わなくてはいけませんから。

家族である、奥さんや子どもを二の次にしていても、
「経営者の家族なんだから、わかってくれるだろう」と
考えてしまうのでしょうね。

それが続くと、
奥さんが ある時点で見切りをつけ、
子どもを連れて、出ていってしまう……。

そして、寂しさを埋めるためか益々仕事に没頭する……。

他人事ではないかもしれないです……。


経営者は、立場的に孤独ではありますが、
まず幸せにするのは、身近にいる人ですよね。

奥さんや子どもを幸せにできなくて、
社員さんやお客様を幸せにできるとは思えません。


家庭がうまくいっている男性と、
家庭がうまくいっていない男性。

どちらの男性が、仕事で成果を上げられるでしょうか?


何も、疲れて帰ってきているのに、
皿洗いを手伝ってくれと言っているのではありません。

奥さんの手料理を
ただお腹に入れるだけでなく
「美味しい!」って言ってくれるだけで構いません。

そう言うには、
奥さんの得意料理をわかっておく必要がありますね。

結婚生活を長続きさせるためには、ちょっとした気配りが必要です。

ホントに「ちょっとした」気配りで いいんです!

奥さんは(私も含めて)、それを求めています!


一人暮らしは気楽ですが、ちょっとした日常の場面で、
幸せを感じられるのが、結婚生活の醍醐味です。

結婚した全ての人が、平凡な幸せを感じる生活が送れますように!
2015-06-07 19:00:00

両親はお手本? 反面教師?

カテゴリ : 結婚生活(幸せ) (235)
前回のブログ、
ご相談にみえる ほとんどの方が
「『配偶者とは、性格が合わない』とおっしゃる」
ことを書きました。

実は、もう一つあるんです。

それは、
「配偶者が、自分のことをわかってくれない」
と言うんです。

この二つが、ほぼ共通しています。

そうですね。

配偶者が、自分のことを理解してくれたら、どれほど嬉しいでしょう!

もし、そんな人と結婚できていれば、
それは 奇跡! かもしれません。

両親なら、わかります。

自分という人間を、この世に産みだしてくれたのは
両親ですし、
両親とは、水よりも濃い「血」で繋がっているのです!

だから、両親が
自分の子どもを精一杯理解しようとするのは、むしろ当然なのです。

が、配偶者は元々他人ですから。

他人が、自分のことを どこまでも愛してくれて、
何が起ころうとも信じてくれるなんて、まずあり得ません。

だから、配偶者が
自分のことを信じてくれて、愛してくれるためには
努力する必要があるんですね。

ちなみに、自分が特に努力しなくても、
両親は、自分のことを愛し、信じてくれるでしょう。

ここが、両親と配偶者との 差 です!

努力しなくても、愛してくれる両親と
努力しなくては、愛してくれない配偶者。

どちらと一緒にいるのが 楽 でしょうか?

「努力しなくても、愛してほしい~」なんて、
子どもみたいですよね(^^)。


どんな人にも、両親はいます。

あなたのご両親は、愛し合っていたでしょうか?

愛し合うご両親のもとで育ったあなたなら、
ご両親を見本に、
配偶者を誰よりも愛することができますよね。



残念ながら、いがみ合う両親のもとで育ったとしても、
それを反面教師にして、
配偶者を誰よりも愛することができるでしょう。

だって、自分の思考と行動は、自分が選んでいるのだから。

あなたは、お子さんから
お手本だと思われているでしょうか?
まさか、反面教師じゃないですよね?!


「配偶者が自分のことをわかってくれない」と嘆いているあなた!

男と女が、完全にわかり合える日は
永遠に来ないと思ってください!

でも、わからないからこそ、
わかろうとする気持ちがあれば大丈夫!

そして「配偶者と、生涯添い遂げる」と決意してください。

目的地が定まれば、今何をすべきか見えてきますよ!

幸せなご夫婦が、この世に増えますように!


2015-06-05 13:55:19

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