昨日 テレビで
男女のトラブルクイズを見ました。
配偶者の浮気調査を探偵に依頼し、
浮気をしていることがわかったら、
その費用を相手方に請求できるというものでした。
判例もあるそうです。
①探偵に依頼する以外、配偶者の浮気を知る方法がない。
②配偶者が、浮気を否定している。
③探偵の調査結果が浮気を認める重要な立証となった。
これが認められれば、
調査費用を相手方に請求できるのだとか。
ひえ~ッ! そうなの? 知らんかった~!!!
当事務所へのご相談でも、
「配偶者が浮気しているか、探偵に頼んだ方がいいでしょうか?」と
聞かれることがあります。
ご相談者が、夫婦関係を修復されることを希望される場合、
「お勧めしません」と申し上げております。
もちろん、賛否両論あるでしょうが、
浮気をしている事実を、書面にて突きつけられると
十中八九、修復は不可能になるでしょう。
「夫婦関係修復」を看板に掲げている当事務所としては、
できるだけ「修復」に望みを繋ぎたいのです。
「配偶者が浮気をしているか確かめなくては、
どうしても落ち着かない。自分が前へ進めない」と
おっしゃるならば、探偵に調査依頼してみたらいいと思います。
すべては、自己責任で。
「配偶者が浮気しているのではないか」と疑う場合、
ほとんどの確率で浮気をしていると考えていいでしょう。
問題は、その後どうするか、です。
慰謝料をできるだけ多くとり、
自分に条件の良い状態で離婚したいでしょうか?
それとも、経済的なことや子どもへの影響を考えて
離婚を思いとどまろうと思うでしょうか?
前者なら、探偵への調査依頼 → 専門弁護士へご相談、
のコースをたどればいいと思います。
後者なら、今からでも決して遅くありません。
第三者へ相談し、「修復」への道を選んでください。
人は、いつからでも どこからでも 変わることができます。
長期的、客観的、本質的に判断し、
後悔のない(少ない)人生を歩んでくださいね。