時々ですが、ご自分のことではなく、
息子さん、あるいは 娘さんご夫婦のことでの
ご相談をお受けすることがあります。
「親として、できるだけのことをしてあげたい」という
親心は素晴らしいと思います。
しかし、30歳を過ぎた子どものことを
小中学生のような感覚で
精神的なことだけでなく、生活面のことまで
サポートしていく必要があるのか
疑問に思うことがあります。
息子(娘)夫婦が、ケンカをしたようだ。
そのケンカの仲裁をするだけでなく、
口出しをしてきて、
嫁(婿)の親にまで注文をつけるのは
やりすぎなのではないかと思うのは、私だけでしょうか?
結婚とは、
「親からの精神的・経済的な自立」を言うのだと思います。
親から独り立ちし、
配偶者と新しい家庭を作っていく。
それが、結婚ですよね。
結婚してまで、親からお小遣いをもらっていたり、
気にいらないことがあったら すぐ実家に帰る、
なんてことをしていたら、
結婚生活がうまく機能するはずがないです。
自分たちの収入の範囲内で生活する。
意見に違いは、常に話し合う。
親も、結婚して夫 または 妻となった子どもに、
いつまでも とらわれず、
自分たち夫婦が 残りの人生を充実したものにできるよう
過ごしていきたいものですね。