夫婦関係修復専門
カウンセラー行政書士の木下雅子です。
どんな仕事にも
忙しい時期とそうでもない時期がありますね。
忙しい時期は目の前のことをこなすだけで手一杯ですが、
忙しくない時期に
事前準備をどれだけやっているかによって
忙しい時期の乗り越え方が変わりますね。
前々回に書いた
「機嫌の悪い人に引きずられない」は
思いもかけず?、
多くの方にお読みいただけました。
それだけ、
「家の中に、機嫌の悪い人がいる」
という人が多いんだなーと思うんです。
配偶者であったり、お子さんであったり……。
あなたも、機嫌の悪い時があることでしょう。
機嫌の悪い人の扱いは、やっかいですね。
機嫌の悪い人って、
周りにバイ菌をまき散らしているようなものです。
ところが、機嫌の悪い人ご本人は
SOSを出しているつもりなんですね。
機嫌を悪くしていたら、
周りの人が気づいてくれて助けを差し伸べてくれると
無意識に思っているわけです。
残念ながら、
実際に、そのような効果は得られません。
女性なら、こんな感じですかね。
「私、大変なの! 気づいてよ!!」
「私に関心がないの?!」
「私は、仕事に家事に子育てに大変なの!
あなたは、仕事だけしていれば
自分の役割を果たしていると思っているんでしょ!!」
男性なら、仕事から帰宅後
「仕事で疲れて やっと帰ってきたのに、
不機嫌な顔は 勘弁してくれよ」
「家族のために働いているんだから、
少しは いたわってくれ」
「食事、手抜きやないか」
どちらも、自分が先にいたわってもらうことを
求めていますね。
相手が自分のことをいたわってくれたら、
自分も相手のことをいたわってあげられる。
その通りなのですが、
それを願うだけでは、永久にその時は訪れません。
目の前のことに追われていたら、
本来、最も大切なことを見失います。
「あなたは、配偶者とどのような生活を送りたいのか?」
心迷う時は、
この原点に立ち返ってください。