私は、この年齢になっても「一人暮らし」の経験がないのですが、
かつて「一人暮らし」を経験した人って、
どれくらいいるんでしょうか?
一人暮らしを始めるのって、
高校を卒業して、自宅から通えない大学に進学した18歳、とか
就職を機にってことが多いのでしょうね。
私も、私の妹も
一人暮らしを経験せずに、結婚しましたし、
我が息子たちも、家から通える場所に
就職・進学しておりますから、
身近に一人暮らしをしている人がいないんです。
一人暮らしをしている独身の同業者に聞きますと、
40歳代以上になっても結婚していないのは、
不自由がないからのようですね。
一方、中小企業の経営者で独身の方は
結婚経験者が多いように見受けられます
(あくまで、私の周囲の話しです)。
中小企業の経営者の奥さんは、
サラリーマンの奥さんと違う苦労があるのでしょうね。
奥さんや子どもより、社員やお客様を大事にしてしまう?
そりゃ、お客様は大事ですし、
社員さんにも、お給料を払わなくてはいけませんから。
家族である、奥さんや子どもを二の次にしていても、
「経営者の家族なんだから、わかってくれるだろう」と
考えてしまうのでしょうね。
それが続くと、
奥さんが ある時点で見切りをつけ、
子どもを連れて、出ていってしまう……。
そして、寂しさを埋めるためか益々仕事に没頭する……。
他人事ではないかもしれないです……。
経営者は、立場的に孤独ではありますが、
まず幸せにするのは、身近にいる人ですよね。
奥さんや子どもを幸せにできなくて、
社員さんやお客様を幸せにできるとは思えません。
家庭がうまくいっている男性と、
家庭がうまくいっていない男性。
どちらの男性が、仕事で成果を上げられるでしょうか?
何も、疲れて帰ってきているのに、
皿洗いを手伝ってくれと言っているのではありません。
奥さんの手料理を
ただお腹に入れるだけでなく
「美味しい!」って言ってくれるだけで構いません。
そう言うには、
奥さんの得意料理をわかっておく必要がありますね。
結婚生活を長続きさせるためには、ちょっとした気配りが必要です。
ホントに「ちょっとした」気配りで いいんです!
奥さんは(私も含めて)、それを求めています!
一人暮らしは気楽ですが、ちょっとした日常の場面で、
幸せを感じられるのが、結婚生活の醍醐味です。
結婚した全ての人が、平凡な幸せを感じる生活が送れますように!