夫婦関係修復専門、
カウンセラー行政書士の木下雅子です。
「ずっと良い夫婦関係を築いていただきたい!」
そんな思いから
ブログ500回を記念して始めた
シリーズ5回目です。
【夫婦間の危機! 関係修復するまでの軌跡 ⑤】
「夫が確実に浮気していても、
夫のケータイをチェックしてはいけない。
探偵に依頼するのも慎重に、とまで言うのなら、
私はどうすればいいの?
このままじゃ、心が潰れそう!!!」
そんな悲鳴が聞こえてくるようです。
そうですよね。
自分一人で抱えていたら、心が潰れます。
おそらく第三者には言っていなくても、
夫には、言っている?
言わないまでも、
あなたの態度に表れていることでしょう。
夫に対して、
ブッス~っとしてしまっている。
態度が、とげとげしくなっている。
もちろん、お子さんが
お母さんの変化を、最も感じていることでしょう。
こんな時、冷静になんて なれるはずもありません。
本来なら、言ってはならないことも
言ってしまうでしょう。
これは、私が実際に
カウンセリングの現場でお聞きしたことです。
「女なんか作りやがって!」
「私と子どものことは、一切考えなかったんだよね!」
「あんたが全部悪いのよッ!」
それを、夫にヒステリックに言うだけでなく、
子どもの前で叫んだ人もいました。
家庭は、封鎖された空間、
つまり「圧力釜」のようなものなので、
怒りの感情は、膨れ上がってしまいます。
あなたは、一体どうしたいのでしょう?
感情的になった頭では、
そこまで考えていられません。
とにかく、このイライラを
夫にぶつけなくては気が済まない。
そうなると、家庭は修羅場と化します。
この後は、どのようなことが待っているか?
夫は、ひたすら反省するかもしれない。
あなたのご機嫌をとってくるかもしれない。
優しくなるかもしれない。
でも、逆ギレして
あなたのせいだと言うかもしれない。
手が出るかもしれない。
家に帰ってこなくなるかもしれません。
夫がどのような考え方と行動をするのかは、
あなたにコントロールはできません。
たとえ、浮気をした夫が全面的に悪かったとしても、
です。
そこで、あなたも勢いに乗って?、
「あなたとは、もうやっていけません」という結論を
簡単に出さないでくださいね。
感情的になって起こした行動は、
後々悔やむことになるのは、
以前からお話ししている通りです。
ここでも、あなた自身の考え方と行動が試されます。
あなたは、どうしたいのか?
あなたは、何を求めているのか?
あなた自身が、あなたの本当の気持ちに気づくまで、
結論は出さない方がいいと思います。
(次回に続く)