昨日、結婚契約書のことを書いたので、
一般論と、私の考えについて広げてみます。
結婚契約書には基本、何を書いてもOKです。
参考までに、公開されているサンプルなどを拝見すると、
予想通り「浮気」は、書かれていますね。
浮気をした場合は、慰謝料、とか、離婚、とか。
まぁ「浮気」は、予想されることですけどね。
当事務所に来られる女性のクライアントさんで
夫の浮気に怒り狂い、
「結婚している以上、浮気はルール違反だ!」と
叫んだ人がいましたが、理屈上 確かにその通り!
理屈が守れるなら、だ~れも苦労しませんって。
そもそも、一夫一婦制の結婚制度があるから
配偶者以外の人と
深い関係になってしまってはいけないわけで、
一夫多妻制の国ならば、浮気という概念がない?!
私は、浮気をした方、浮気をされた方、
両方からお話しを聞く機会があります。
浮気をされた側の怒りはもちろんのこと、
浮気をする側にも理由はあるんだな~と思います。
どっちが正しいとか間違っているということではなく、
誰に起きても、おかしくないことなのかも?
かく言う私も、
「絶対に、浮気はしない!」と
言える自信はありません。
私は、お酒は飲めませんが、酔った勢いで、
思わぬ方向へ行くこと絶対ないなんて、
誰が言えるのでしょう?!
「私は絶対に、詐欺に引っかからない!」
と言っている人が、
一番詐欺に引っかかりやすいのと同じです。
そうそう、結婚契約書の話しでした。
昨日も書いたように、
結婚契約書は、二人で幸せになるために作成するもの。
少なくとも、
相手をとっちめるために証拠を残しておく、
なんていう気持ちでいると、
本当にそれが実現してしまうかもしれません。
思考は、現実化しますから。
できれば、
「生涯、添い遂げる」という言葉を盛り込んでほしいものです