当事務所に来られるのは、
「ご主人に浮気をされた奥さん」が多いです。
「ホントに男って、しょうがない!
浮気するのは女よりも、男が圧倒的に多いですよね!」
というご意見を時々いただきます。
ん? 女よりも、男の方が浮気している人数が多い?!
それは、美しき誤解?ですね。
男が浮気をしているということは、
その相手は女なわけです。
なので理論上、男も女も浮気をしている数は、同じはずです
(風俗があるにしても)。
「私、独身だから浮気なんか関係ないわ~」と思っているとしたら大間違い!
独身者であっても、異性の既婚者と関係を持てば、
立派な?浮気です。
その方の配偶者から、警告の内容証明が届いたり、
慰謝料を請求されることがあるかもしれません。
当事務所に来られる「ご主人に浮気をされた奥さん」には、
その相手方に、内容証明を出したり、
慰謝料を請求できる権利があります。
私は行政書士ですので、
内容証明や慰謝料請求の文面を考えることができます。
が、私は それを業務としていません。
ちなみに、
「内容証明や慰謝料請求の文面を考えてほしい」と思う方は、
それを業務としている行政書士がいますので、
そちらにご依頼いただければと思います。
なぜ、私は 目の前に来られた方の怒りを、
ご主人の浮気相手の女性に向けないのか?
それは、当事務所に来られた方が、
「この先、どうしたいのか」という思いに主眼を置くからです。
「できるだけ多く慰謝料をとって、
自分にいい条件で離婚したい」とおっしゃる方は、
離婚専門の事務所に行かれるのがいいと思います。

が、もし
「浮気は許せないけれど、子どもも小さいし、
結婚生活を続ける方を選ぶ」とおっしゃるなら、
当事務所に来て、ご自分の心のモヤモヤを
吐き出してください。
あなたの心の中は、
怒り、滞り、やるせなさ、情けなさ等、
マイナスの感情が渦巻いていることでしょう。
それを、ご主人に直接ぶつけては、
感情的になってしまい、ドロ沼に入り込むだけです。
この状態になってから当事務所を訪れ、
無事 修復に向かわれた方もいらっしゃいます。
目の前の出来事や感情に振り回されることなく、
本質的、客観的、長期的な目で、
これからどうすることが、自分とお子さんにとっていいことなのか、
冷静に判断してくださいね。
人は、いつからでも どこからでも 良くなれる!