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2020-06-21 10:00
自分は正しい! だから配偶者が譲るべき?!
大阪府高槻市での夫婦関係修復専門カウンセラー行政書士の木下雅子です。「夫(妻)が わかってくれたらうまくいくのに……」そう思うことはありませんか?でもそれ、自分が選んでいることだったりします。
「夫(妻)が理解してくれたら」と思うのは、自分は動かず相手が自分に寄り添って欲しいという、運頼みみたいなものなんです。夫婦といえど他人。他人を変えることはできませんからね。自分の価値観と他人の価値観は違うのです。他人を認めずして、自分が認められることはないんです。夫婦関係を気まずくしているのは、自分の価値観を押し付けているときが多いです。自分の正しさを主張すれば主張するほど、「あなたは間違っている」と言っているのと同じことなので、逆に夫(妻)との関係が悪くなっていきます。あなたは、夫(妻)との関係が悪くなることを望んでいるわけではないでしょう。それなのに、夫(妻)との関係は こじれるばかり……。それは、夫婦関係を良くするためと思いながらとっている行動が効果的でないからです。「自分は正しい。どうしてわかってくれないんだ!」と。あなたは このような言い方をされて「あなたは正しい。私が間違っていた」と思うでしょうか。おそらく「あなたの言っていることは理解できるけど、私の意見はこうだから」と、平行線を辿るのではないでしょうか?違いは違いであって、間違いではありません。あなたの言っていることも、夫(妻)が言っていることも、間違いではないのです。だからといって、どちらかの意見に折れたとしても、それがずっと続けば、「どうして私ばかり我慢しなくちゃいけないの?」と更に深みにはまっていくことでしょう。結婚生活は、今後 何十年も続きます。お互い、気持ち良く過ごしていくためには、自分も我慢しない、配偶者にも我慢させない工夫が必要です。自分の正しさを押し付けることより、配偶者と良い関係を続けるために自分は何をすればいいか考えてみてはいかがでしょう?夫(妻)に「~してほしい」と言うばかりではなく、家庭内での自分の役割を果たすことです。決して、恩に着せることなく。「俺が稼いでやっている」「私だって働いているでしょッ!」は、ご法度。身も蓋もなくなってしまいます。「自分の気持ちを相手に わからせたい」という本音から少しだけ脱し、「この人がいるから、今の自分がある」と考えてみませんか?「いなくなってみて初めて相手の有難みがわかった」では遅いのです。
試しに、「自分の良いところリスト 50」と「配偶者の良いところリスト 50」を作成することをお勧めします。ピンチの後に、チャンス!この事態を乗り越えたら、あなたはきっと、今まで以上に成長し、幸せになれるはずです。このブログを読んでくださっているあなたが、幸せな日々を送ることができるよう応援しています!今日もよろしくお願いいたします。
(C) 夫婦関係修復カウンセリング専門 木下雅子行政書士事務所
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