大阪府高槻市での夫婦関係修復・円満カウンセリングで、離婚危機、妻の・夫の浮気(不倫)問題、セックスレスから再構築のサポートを提供する木下雅子行政書士事務所

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2015-12-29 15:16

ひとり親家庭の家計に学ぶ


困窮するひとり親家庭の話題が、
新聞の一面に載ることが増えたように思います。

児童扶養手当の支給が、4ヶ月に1度まとめてになるので、
家計に激しい収入の波をもたらすというのです。



3ヶ月間我慢していたのだから、
手当が入金されたら消費が多少増えてしまうのも
無理ないかもしれません。

支給月には滞納していた家賃や公共料金をまとめ払い。
それで、手当の半分が消えてしまう。

経済的な困窮は、気持ちの余裕をも奪います。

だから、計画なんて立てられない
その日暮らしになってしまうのですね。

「支給のまとめ払いが悪い、毎月支給にすれば」という
意見もありますが、
自分にコントロールできることは、
支給された月に、次の支給月までの段取りを考えること。

それができないと、支給日までは
生きることだけで精一杯状態になってしまいます。

ひとり親世帯への児童扶養手当の振込額は、
17万円前後。
受給者数は、約105万人。

ひとり親になってしまう原因は、
離婚が8割だと言います。

ひとり親になってしまった人に、
私個人でできることは残念ながら限られています。

私はその前段階で、
離婚はなるべく止めたいと考えます。

特に女性は
「夫の顔を見るのすら嫌!
とにかく一旦離れたほうがいい。
離婚後のことは、離婚してから考える」などという
行き当たりばったりの考え方をする人が少なくないのです。

現実は、甘くありません!

実際に、元夫から養育費が支払われているのは
2割に満たないのです。

「離婚」の二文字が頭をかすめている方、
この点をクリアできる自信はありますか?

自信がないのなら、
夫との仲を修復させる方向に力を入れませんか?

どの人生を選択するのも、
すべて自分に責任があります。

自分の行動に責任をとれる大人でありたいものですね。